
「大学生だけどバイト行きたくない・・・Webライターって稼げるのかな?」
「大学生からWebライターを始めるには?」
「実際に大学生でWebライターやってた人の話が聞きたいな!」
この記事はこういった疑問に答えます。
バイトに行くのがとにかく嫌だ。PCでお金が稼げればいいな・・・と考えている大学生はいませんか。
実は僕自身も大学時代にそういった悩みを抱えるうちの1人でした。
結論からいうと、Webライターは大学生からでも余裕でなれますし、正直バイトよりも稼げてしまうオイシイ職業です。
確かにメリットも多く、一部の人にはおすすめなのですが、個人的にはやめといた方がいい人の方が多いなあとも思っています。
そこで今回は、現役Webライターとして月30万円ほど稼いでいる僕が大学生にWebライターをあまりおすすめしない理由について解説していきます。
Webライターになりたい!という人も一度この記事を読んでみてから、なるかどうか決めてみてくださいね!
Q.大学生でWebライターってなれるの?

冒頭でも述べたように、大学生からWebライターになることは十分に可能です。
Webライターという職業は仕事をするために何か特別な資格がある訳ではなく、仕事を獲得できれば、その時点からWebライターになることができます。
僕自身は大学3年生の時に田舎フリーランス養成講座(現ワークキャリア)という講座を15万円くらいで受講して、Webライターとしてのキャリアをスタートさせました。
その後もバイトに行かずに大学生として授業を受講しながらバイト代以上は余裕で稼げていたので、大学3・4年の時は学生ライフをエンジョイしてましたね。

4年生の時は飲み会もたくさんして、好きなもの買いまくりでしたね。懐かしい。笑
大学生のWebライターはバイトより稼げるのか?

結論:めっちゃ稼げる
結論からいうと、Webライターはやり方によってはめちゃお金を稼ぐことができます(大変だけど)。
僕自身大学3年生の時は、バイトでお金を稼ぐ必要は全くなかったですし、気づいたら半年間で謎に120万円くらい貯金できていました。
まあ今そのお金は全て使い切ってしまったわけですが。
僕の2018年8月~2019年3月の収益グラフ
ではここで僕の2018年8月からのリアルな収益グラフを見てみましょう。

収益としては初月で10万円、その次の月に15万円、3ヶ月後に20万円を達成しました。
この時は3年生だったので、普通に週3回大学に通いながらお仕事してましたね。
その後も1度は落ち込んだものの、春休みに全ての日程を使ってガチでお仕事した結果、なんと30万円以上も稼ぐことができてしまったのです。
とはいっても、この時期はLancersで低単価の案件ばかりを受注しては、ひたすらライティングするという作業方法だったので、1日13時間くらい働いてましたね笑
今はもっとゆっくり稼げるように、法人のクライアントと大きな金額でお仕事できるように工夫して仕事しています。
大学生でWebライターになるメリット

メリット① バイトに行く必要がない
突然ですが、みなさんバイトに行くのは好きですか?
バイト先のメンバーで終わった後に飲みにいったり、一緒に旅行に行ったり、彼女や彼氏ができたり、チームで働けたりするのは大学生活の醍醐味ですよね。
僕もバイトは別に嫌いではなかったですし、先輩や店長にたくさん奢ってもらったりしてそこそこ楽しかったです。
ただ基本的にバイト先に行かないと働くことができないので、授業終わりや休日にバイト先に「出勤」しなくてはなりません。
しかし、Webライターとして仕事する場合は、PCとWi-Fiさえあれば他に何もいらないので、スタバでも学校でもお金を稼ぐことができます。
実際に僕は大学の近くのカフェや自習室でいつも仕事をしていました。
ずっと家にいながら働きたい!という学生の方には、とってもおすすめです。
メリット② 授業の合間に稼げる
大学生は、履修によっては授業の間がめちゃ空いてしまうことも少なくないですよね。
2コマほど空いたら、3~4時間ほど暇な時間が出来てしまう訳です。
そんな時にもお金を稼げてしまうのがWebライター。
授業と授業の間の「いつも暇してた時間」にWebライターとして仕事ができるため、無駄な時間を使うことが無くなります。
無駄にしてしまいがちな授業の合間にも、お金を稼ぐことができるため、非常にコスパがいいというのが大きなメリットです。

実際、Webライターとして仕事を始めてから「暇な時間」がなくなりましたね。
メリット③ 給与以外のお金のもらい方を知れる
バイトや派遣は「時給」で働くことになるので「働いた時間」の対価として「お金」をもらっていますよね。
しかしWebライターとしてお金を稼ぐ場合、「働いた時間」に対してではなく「納品した記事」に対して「お金」をもらうことになります。
自分のやった仕事に対して「報酬としてお金がもらえる」という経験は、バイトではなかなかできない経験なので、とても貴重なものになるでしょう。

僕も自分の書いた記事をクライアントの方に初めて喜んで頂いた経験は忘れがたいですね。
メリット④時給以上のお金がもらえる
バイトや派遣で働いていると「1時間1,000円」「日当1万円」など、「時間に対して何円」という形でお金が支払われますよね。
しかしWebライターは納品すればお金が発生するため、同じ時間であっても記事を書けば書くほどお金を稼げてしまいます。
例えば、1記事5,000円の記事を2時間の労働時間で納品したら、時給は2,500円になりますよね。
またWebライターとして記事単価を上げていけばいくほど「時間対報酬」はアップしていきます。
先程の「1記事5,000円」の記事を例にとって、文字単価1円と2円であればどのように差が出るのか表してみました。
- 1文字1円・・・5,000円稼ぐには5,000文字の執筆が必要
- 1文字2円・・・5,000円稼ぐには2,500文字の執筆が必要
同じ1記事5,000円であっても、文字単価2円なら先程の半分の時間で沢山お金を稼ぐことができるようになりますよね。
Webライターという職業は、時給単価が上がれば上がるほど楽に稼げるようになっていくため、非常にお金を稼ぎやすい職業でもあるんです。
メリット⑤ 確定申告を経験出来る
Webライターとして稼いだお金は、給与ではなく税務処理上は雑所得としてカウントされてしまいます。
日本では事業所得として年間38万円以上を稼いでしまった場合、確定申告をしなければならないという決まりがあります。
「将来独立する予定がない!」という方は別に問題ありませんが、独立を考えている方はいつか確定申告をして国に税金を納めなければなりません。
確定申告は自分がもらうお金に対して、どう税金がかかっているのかを学ぶ非常に良い機会でもあります。
学生のうちに確定申告を経験できるのは非常に貴重であるため、面倒に感じる人もいるかもしれませんが、僕はメリットだと思っています。
メリット⑥ ビジネスマナーが身につく
Webライターとして仕事をする場合は、相手が社会人であることが大半なので、ビジネスマナーに則ったコミュニケーションをとる必要があります。
バイトをしていても接客の時に敬語を学ぶことはありますが、実際にビジネスで使う言葉遣いは大きく異なります。
ビジネスマナーが身につくと、就活でOB訪問に行ったり、ESを書く際にも活きることは間違いないでしょう。

チャットのやりとりでもビジネス的な言葉の使い方は学べるので、大きなメリットですね!
大学生がWebライターになる方法は?【3STEP】

大学生がWebライターになるためにやるべきことは、以下の3ステップだけです。
- クラウドソーシングに登録する
- 案件に応募する
- 記事を執筆して納品する
まずはLancersかクラウドワークスのどちらかに登録して、プロフィールを充実させます。
次に募集されている案件に応募します。
案件に応募する際には、依頼者の気持ちを汲み取って、相手にメリットがあると思われるような提案文を書いて送ります。
案件が取れたら、依頼書通りに記事を執筆して納品すれば、報酬をもらうことができます。
基本的に上記3ステップを実践すれば、仕事が取れるようになります。
独学でWebライターになる方法は、下記の記事で詳しく解説しているため、知りたい方はぜひ目を通してみてください。
>>関連記事:【未経験可】独学でWebライターになる方法!月30万円は余裕です。

大学生Webライターのなり方は実はめちゃ単純なんですよね!
ただ、これだけのメリットがあっても、僕は大学生からWebライターとして仕事をすること自体おすすめしません。
僕が大学生にWebライターをおすすめしない理由

僕自身も大学生の時にWebライターとして仕事をすることで、とても多くの恩恵を受けたのは事実です。
もちろん勧めてあげたい方もいますが、大学生の頃からWebライターとして一通り仕事を経験したからこそ「やめとけ」と言いたいです。

なぜ大学生のWebライターをおすすめしないのか。
僕が個人的に「やめとけ」と思っている理由をいくつか挙げてみました。
理由① 合わない人もいる
僕自身Webライターの講師として教える側に回ることも多いですが、正直Webライターに向いていない人ってかなり多いんですよね。
Webライターに向いていない人の特徴として僕が思うのは主に3つです。
- 記事を書くのが極端に遅い
- 書くことが好きではない
- チームで働いた方が楽しい
まず書くこと自体があまり得意ではない、好きではない方にとってはWebライターは合わないでしょう。
特に最初のうちはWebライターとして記事を書くことに慣れておらず、記事の単価も低いため、稼げるようになるまで時間がかかります。
また「好きではない」「得意ではない」ことをずっと続けていても、辛いだけなので続きません。
- チームで何かを作り上げるのが好き
- 他人と仕事をした時の方が力を発揮できる
上記のような特徴を持っている人は、1人でひたすら黙々とPCと向き合うWebライターはあまり向いていません。
Webライターが合わないのにも関わらず「稼げるから」「リモートで仕事できるから」という理由だけで続けるのはおすすめできません。
理由② 暇な時間がなくなる
Webライターとして仕事をすることのデメリットは、自分のプライベートの時間と仕事の時間の境目がなくなってしまいやすいという点です。
記事を書いて納品することが仕事であるため、Webライターという仕事は必ず納期に追われます。
時間を有効に使う事ができるということは、逆にいうと1秒も暇な時間がなくなるということでもあるのです。
一人でPCに向かいながらずっと仕事をしていたい人にとっては、Webライターの仕事は苦ではないかもしれません。
しかし「自分のプライベートな時間もしっかり取りたい!」「メリハリのある生活をしたい!」と考えている方には全くおすすめすることができません。
実際に僕自身もWebライターを始めてから、計画的に予定が立てにくくなってしまいました。
自分の自由な時間を大事にしたい人は、特に最初のうちは仕事に追われることになってしまうため、あまりおすすめできません。
理由③ 低スキルで稼げすぎてしまう
Webライターの仕事はやればやるだけ稼げてしまいますが、スキル自体は非常にチープであるというデメリットがあります。
SEOライティングの基礎を抑えて、2~3回くらい仕事をこなせば誰でもできてしまうため、特別なスキルが必要な訳ではありません。
そのため仕事が価格割れを起こしてしまい、今や「Webライター」と名乗っている人の数は信じられないほど多いのが現状。
代替可能で市場価値の低いスキルで稼ぎ続けていても、いざという時にクビを切られやすく重宝されません。
オリジナリティのあるライターとして仕事を獲得していくには、それなりの時間がかかるため、なかなか安定して稼ぎにくいのが難点です。
理由④ バイトしてる人を舐める
大学生のうちにWebライターとして仕事をしていると、バイト代くらいは余裕で稼げるようになります。
そのうちにバイトしている友達のことを下に見たりする人も出てきてしまうでしょう。
低スキルなWebライティングで稼いだとしても、それは割のいいバイトくらいの価値でしかありません。
結果的に友人関係にヒビが入ってしまうこともあるため、稼ぎすぎて働いている人をバカにするような人になってしまわないか懸念しています。

Webライターではなかったですが、月数十万円稼いでいる大学生ブロガーに会った時にクソほどイキっていて、絶対にこんな人にはなりたくないなと思いました。
理由⑤ 大学生のうちにもっと他にやるべきことはある
僕もそうでしたが、
- 出来る限り多くのお金を稼ぎたい!
- 自分の限界に挑戦したい!
という方はWebライターとして際限なくお金を稼ぐことに没頭してしまいます。
確かにWebライターになれば在宅でお金を稼ぐスキルは身につきます。
しかし自分自身のスキルの幅は、あまり広がりません。
Web上で記事を書き続けるよりも、
- ベンチャー企業でインターンする
- プログラミングで何かプロダクトを開発する
- 友人と起業する
など、大学生のうちに挑戦できることはもっと沢山ありますよね。
別にWebライターである必要はないはずです。
僕は上記にあげた全てを挑戦してみてから、Webライターという道を選んだのですが特に何も悔いはありません。
ただ最初からWebライターだけに選択肢を絞ってしまうのは、勿体無いことでもあるため、広い視野で挑戦できることを探すことをおすすめします。
【それでも稼ぎたい大学生は?】時間があるなら「Webライター」より「Web制作」がおすすめです

ここまでおすすめしない理由を紹介しましたが「それでもバイト以外で稼ぎたい!」という大学生も多いはず。
そんな大学生に僕が提案したいのがWebサイト制作です。
Webサイト制作なら、
- ライティングよりも市場価値の高いスキルを身に着けられる
- 1本20~30万円単位で案件がもらえる
などWebライティングに比べてメリットが多いんですよね。
Webサイト制作は、基本的に以下のようなスキルが必要になります。
- HTML/CSS
- JavaScript/jQuery
- WordPress
- PHP
- Adobe XD
- Photoshop
- illustrator
スキルを磨けば磨くほど、価格帯の高い案件をこなしていけるようになるため、仕事自体の単価の伸び代が大きいのも特徴的です。
それに加えて、Webライターよりも「将来性がある」というのも大きなメリットの1つ。
Web制作はWebサイトの「見た目」部分を作る仕事で、一般的に業界でいうところの「フロントエンド」の技術を利用します。
一方でRuby・Java・PHPといったサーバーサイド言語を利用すると、Webサイトの「バックエンド」であるWebシステムを作ることができます。
「フロントエンド(見た目)+バックエンド(システム)ができる」という状態までいくと、Webサービスを自分でつくれるようになります。
スキルを磨いておけば、就活の時にITエンジニアとして評価されやすくなり、新卒から高年収でオファーがくることも。
また学生のうちにWebサービス開発ができれば、プロダクトを作って起業するなんてことも夢ではありません!

僕自身もWebサイト制作を学んで、最近は仕事も獲得できるようになってきましたが、仕事の単価は高いですね。
最近だと稼働4時間で、20万円の利益が出たこともあって、結構割に合うことが多いなって思っています。
Web制作は、もちろん独学でも学べますし、僕自身も独学でスキルを習得して仕事ができるまで成長しました。
全くの未経験から6ヶ月で、月30万円の売上を出した時のことは、下の記事で具体的に解説しています。
>>関連記事:Web制作を始めて半年で34万円!完全独学で稼ぐまでの全過程を大公開!
ただ1から一人きりでプログラミングを勉強すると分からないことが多く、独学で学ぶ人の80%は挫折してしまうと言われています。
全く知識が無い方は、Tech Academy(テックアカデミー) などのオンラインで学べて、学割もあるスクールで学ぶことをおすすめします。
特にTech Academy(テックアカデミー)では、身につけたい技術ごとにコースを選ぶことができるので、無駄なくつけたい知識を身につけられるのも大きなメリット。
Web制作を学びたい場合は「Webデザイン+WordPressセット」を勉強すれば、Web制作者として仕事するために十分すぎるくらいスキルがつくでしょう。
将来的な伸び代を考えると、沢山学べる時間があるうちにWeb制作を学んでおいた方がお得にキャリアアップできます。
お金も稼げて、将来的なキャリアアップも図れるので、今流行りの「ITエンジニアに興味がある」という学生の方は、ぜひWeb制作を学んでみてください!
大学生という貴重な時間を何に使うべきか考えよう!
今回は現役Webライターの僕が大学生にWebライターをおすすめしない理由について具体的に解説してきました。
確かにWebライターには様々なメリットがあり、大学生にとってお金を稼ぎやすい業種でもあると言えます。
しかし将来性を考えるとどうでしょうか。
大学生という時間は非常に貴重であるため「何に時間を使うのか」で将来のキャリアにも大きく影響が出てきます。
この記事で僕が言いたかったのは、
Webライターとして稼ぐことに時間を使うのではなく、もっと俯瞰して自分の可能性を広げることに時間を使った方がいいのでは?!
ということです。
大学生という時間を有効に使えるように、Webライターとしてお金を稼ぐのが本当に正解か考えてみてください。