・Webライターに興味がある!独学でもなれるのかな?
・具体的に何を勉強すればいいんだろう・・・?
・現役のライターから独学でWebライターになる方法を知りたい!
Webライターに興味があるものの、何を勉強したらいいのか分からず、なかなか一歩踏み出せない方は多いですよね。
時間と場所を選ばずにお金が稼げてしまうWebライターという仕事は、控えめにいって最高な職業。
そして結論から言ってしまうと、独学でも十分にWebライターとして稼ぐことは可能です。
僕自身、未経験から月収30万円稼いだことがあるため、独学でWebライターになることは難しくありません。
この記事では、実際にWebライターとして月30万円以上稼いでいる僕が、独学でWebライターになるために必要な技術、手順について徹底解説します。
読み終えれば、あなたも「独学でWebライターになる方法」を知れるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【断言】独学でWebライターになることは可能です
最初に断言しておきたいのですが、独学でWebライターになることは難しいことではありません。
そもそもWebライターという職業は特別な資格が必要な訳ではなく、素人でも「Webライターです」と名乗った日からなれます。(実力は別として)
Webライターとして仕事を獲得できれば、その時点であなたはWebライターなので、「独学なんて無理だよね・・・」なんて思わないでくださいね。
6ヶ月でWebライターとして月30万円稼げるようになった

別の記事でも紹介していますが、僕は未経験からライターとして活動し始めて、半年で月30万円以上稼げるようになりました。
もちろん「簡単に稼げるようになれたか」と言われればそうではありません。
最初の頃は単価も低くて、本当に辛いことも多かったですが、試行錯誤を重ねるうちにだんだんと稼げるようになってきました。
何のスキルもない状態でも、6ヶ月あればライターとしてきちんと稼げるようになるのも、ライターという職業の大きな魅力だと言えるでしょう。
スクール・講座を受講するのもアリ
ここまでさんざん「独学でも出来る」と言ってきましたが、実は、僕自身、大学3年生の時に田舎フリーランス養成講座という講座を受講してからライターとして独立しました。
おそらく、

なーんだ、独学じゃないじゃん
と思う方が大半ですよね。
ただ、僕が講座内で学んだことは、あくまでも「仕事の取り方」。その他ほとんどの知識は自分で自習して身につけたものです。
そして別にスクールに通わなくても、「身に付けられるスキルだなあ」と思うからこそ、独学でも学べると断言しているのです。
もちろん僕の周りには、全く未経験からライターになった方も少なくないですし、今ではきちんとフリーランスとして独立しています。
ただ「自分ひとりだと意思が弱い・・」と感じてしまう方は、僕のようにスクールや講座などの強制力が働く場所で、体系的に学んでからでも遅くないはず。
今はライティングが学べるスクールが沢山開講しているので、スクール・講座などを受けて力を付けてみるのも方法のひとつでしょう。
Webライター系の資格は絶対に必要ない
初心者の方の質問で多いのが、
「Webライターとして持っておいて有利な資格はあるか?」
というものです。
結論を言えば、僕の回答は「No」です。
Webライターというのは実力や実績の方がよっぽど評価される業界なので、資格の有無は重要ではありません。
ネットで調べると、
- Webライティング技能検定
- Webライティング能力検定
などの検定がヒットしますが、僕の周りで取っている人を見たことがないです。
実際仕事をしていても、資格の有無を問われたことはないので、絶対に資格取得などは目指さないことをおすすめします。
独学でWebライターとして稼ぐために必要な3つの力
独学でWebライターになるために「何を勉強すればいいか」が分かっていない方は少なくありません。
中には、とりあえずライティング系の本を読んだり、講座を受けて満足している方も多い印象。
まず何を勉強すればいいかを理解するためには、Webライターとして稼ぐために何が必要なのかを知っておく必要があります。
僕が経験してきて思うWebライターとして稼ぐために必要な力は3つ。
- SEOの知識
- ライティングスキル
- 営業・提案力
逆にこの3つさえあれば、十分にWebライターとしてやっていけるので、必ずどんな力なのか把握しておいてください。
SEOの知識
まず最低限のSEO知識は、ライターになる上で非常に重要な要素のひとつ。
SEOとは「検索エンジン最適化」のことで、Googleの検索結果で上位表示を狙うための技術です。
ノースキル・独学でWebライターになって、最初に取れる仕事は、ほぼ間違いなくSEO記事を書く仕事です。
特にクラウドソーシングなどで仕事を取りたい方にとっては、SEOの知識が必要不可欠なので、絶対につけておくようにしましょう。
ライティングスキル
Webライターである以上、最低限の文章力がないと仕事を受けることはできません。
今まであまり「文章を書く」経験がなかった方の中には、ライティングスキルが明らかに欠如している方も多く見受けられます。
ただWebライティングのスキルを身につけるのは、難しいことではありません。
求められているのは、あくまでも「分かりやすく記事を書く」力。
練習すれば誰でも身に着けられる力なので、ライティングスキルを磨けるよう、きちんと努力してくださいね。
営業・提案力
実は僕が個人的に1番重要だと考えているのが、営業力・提案力。
Webライターになりたい!という方は多いですが、そもそも仕事が取れなければ、話になりません。
正直なところ、Webライティング自体、一定のスキルを身に着けてしまえば、スキル的に大きく差がつかないため、スキルでの差別化がかなり難しいのです。
逆に仕事をきちんと取っていける力があれば、きちんとお金を稼げるWebライターになれます。
自分でしっかり仕事を取っていけるようなライターになるためにも、営業力をきちんと身につけておくと良いでしょう。
独学でWebライターになるのに「ブログを書く」は有効か?
よく「Webライターになりたいなら、ブログを書いた方がいい」というアドバイスをもらっている人を見かけます。
もちろんWebライターになる上で、ブログを書くことは、
- SEOの知識が身につく
- 文章力が身につく
- 実績記事になる(未経験の場合)
など良いことづくめなので、基本的にはおすすめです。
しかし実際に独学でWebライターになるのに「ブログが絶対に必要か」と問われれば、そんなことはありません。
僕も月収30万円いくまで、ブログは一切書いたことがなく、ただひたすらに案件を取って、文章を書いていました。
ブログを書くことはプラスにはなりますが「Webライターとして稼ぐ」には、あくまでも記事を書いて納品することが1番重要です。
案件を取らずにブログを書いていても、仕事が入ってくるようになる訳ではないので、注意しましょう。
独学で「稼げる」Webライターになるために読みたい本6選
先述したように、実際に独学で学ぶべきスキルは、
- SEOの知識
- ライティングスキル
- 営業力
の3つです。
今回はそれぞれのスキルごとにおすすめの本を2冊ずつ紹介しています。
3つのスキルがきちんを学べていないと、独学で稼げるライターになるのは難しいので、ぜひ参考にしてみてください。
沈黙のWebライティング:SEO
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—
Webライティングを学びたい全ての人のバイブルとして知られている名著。
著者はSEO業界で非常に有名なウェブライダーの代表、松尾さんで、初心者でも分かりやすいように丁寧に解説してくれています。
マンガ形式で面白く読めるのですが、全部読むと相当な量なので、各巻末のまとめ部分を読んで要点を捉える読み方をおすすめします。
10年使えるSEOの教科書:SEO

10年つかえるSEOの基本
「10年使える」というタイトルからも分かるように、SEOの根幹部分について理解できるのが本著の特徴。
基本的なSEOの仕組みについて、そもそもなぜSEOが生まれたのか、どういうメカニズムなのかなどについて具体的に解説してくれます。
まったくSEOが分からない人でも、深く理解できるようになるため、ぜひ一読してみることをおすすめします。
新しい文章力の教室:ライティング

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ
Webライティングに限らず、文章を書くすべての初心者に支持されているのが、「新しい文章力の教室」。
有名音楽メディアの「ナタリー」で新人教育を担当していた唐木さんが執筆した本で、どうやって文章を書くのか分かりやすく解説してくれます。
ライティングスキルを付けたい方は必読書なので、必ず読んでおきましょう。
10倍売れるWebコピーライティング:ライティング

10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方
Webライティングでは、より魅力的な記事にするために、魅力的なタイトル・見出しなどを作成することも非常に重要。
「10倍売れるWebコピーライティング」では、人を惹きつけるにはどんなタイトル・コピーを書いたらいいのか分かりやすく解説してくれます。
人をきちんと惹きつける記事の書き方が分からない!という方は、ぜひ手にとってみてくださいね。
THE MODEL(ザ・モデル):営業

THE MODEL(MarkeZine BOOKS) マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス
Amazonの営業に関する書籍ランキングで、発売以来ずっとNo.1をキープしている大ベストセラーである「THE MODEL(ザ・モデル)」。
オラクル、セールスフォースなどの名だたるSaaSビジネスの急成長に、営業として△していた著者の福田康隆さんが、営業スタイルについて語っています。
もし営業の経験がないのであれば、一度読むことで、営業プロセスについて理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみてほしい一冊です。
究極のセールスレター:営業

究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル
Webライティングの仕事は、ネットで募集している案件に応募して、獲得する機会が非常に多いです。
セールスライティングについて言及している本書では「文章でモノを売る」方法について具体的に解説しているため、営業を学びたい方にとっては非常に参考になります。
若干情報が古い部分もありますが、必ず仕事を取る上で参考になることがあるので、ぜひ手にとってみてください。
独学で月30万円稼げるWebライターになるための手順
独学で月30万円稼げるWebライターになるためには、次のような手順を踏んでいくだけ。
知識のインプットよりも、営業して案件を取ることを意識した方が、お金を稼げるようになるので、ぜひ参考にしてみよう。
書籍・講座などで最低限知識を入れておく。ここで重要なのは、インプット過多になりすぎないこと。あくまでも最低限の知識を入れて営業に移れるようにすることをおすすめする。
クラウドソーシングに登録して、募集されている案件に提案し、受注までこぎつけましょう。1件取れれば、あとはどんどん取れていくので、積極的に提案してみてください。
お客さんが増えてきたら、既存のメディアにきちんと追加提案していくことを忘れてはなりません。文字単価を交渉したり、ディレクションや編集まで巻き取れないかなど追加で提案して案件の単価を上げていきます。
あとはSTEP1~STEP3を繰り返していくだけ。続けていけば、高単価な案件が増えていくので、案件きっちり回していきましょう。
Webライターとして稼ぐために重要なのは「スキル」より「営業力」
Webライターになりたい!と考えている人は、独学で「知識をきちんとインプットしてから案件を受注したい」と考えがちです。
しかしフリーランスとして2年以上やってきて思うのは、Webライターとして稼ぐために重要なのは「文章のスキルではなく、営業力」。
正直Webライターという職業は、スキルで大きく差をつけられる職業ではなく、一定の文章が書ければ誰でもなれてしまいます。
独学で学ぶ知識は本記事で紹介した6冊で問題ないので、まずはきっちり営業して最初の案件を取っていくことに注力しましょう。